紀平梨花 トリプルアクセル決めて逆転V「今できる最高かなというくらいの演技」

[ 2019年2月24日 22:35 ]

女子フリーの演技を終え、歓声に応える紀平梨花
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 フィギュアスケートのチャレンジ・カップ最終日は24日、オランダのハーグで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の紀平梨花(16=関大KFSC)はフリー1位の141・90点をマークし、合計208・34点で逆転優勝。初出場初優勝を目指す世界選手権(3月20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)へ弾みをつけた。

 SPでは冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が2回転半になるなどミスが重なって得点は伸び悩んだが、フリーでは巻き返し。冒頭のトリプルアクセルを成功させると連続ジャンプも鮮やかに決めて大きなミスなくまとめ、演技後は右手でガッツポーズをつくった。

 シニアデビューした今季、国際大会では6戦負けなし。「私の今できる最高かなというくらいの演技だった」と振り返り、来月の世界選手権へ向けて「今日のような気持ちでSP、フリーとも演技したい」と意気込んだ。

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