上原「波乗れなかった」26位後退 ライン読めず悔やむパット

[ 2019年2月24日 05:30 ]

米女子ツアー ホンダLPGA第3日 ( 2019年2月23日    タイ・サイアムCC(6576ヤード、パー72) )

通算4アンダーで26位後退の上原
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 16位でスタートした上原彩子(35=モスバーガー)は1バーディー、2ボギーの73とスコアを落とし、通算4アンダーの26位に後退した。畑岡奈紗(20=森ビル)は72で回り通算3オーバーの60位。山口すず夏(18=環境ステーション)は5オーバーの63位、新垣比菜(20=ダイキン工業)は8オーバーの68位にそれぞれ後退。15アンダーの首位に梁熙英(ヤンヒヨン)(29=韓国)、ミンジー・リー(22=オーストラリア)が並んだ。

 3日目に初めてオーバーパー、73を叩いた上原は「前半ボギーが続いて波に乗れなかった」とラインを読み違えた3、4番のパットを悔やんだ。5番でバーディーを決めたが6番以降は「2メートルのチャンスが2度あったが決められなかった」とパーが並んだ。「昨日入った距離のパットが入らなかったが、粘り強くプレーできた。最終日は力を出し切りたい」と前向きに語った。

 《奈紗 盛り返した》前半インは38とスコアを落とした畑岡だが、アウトで盛り返した。「グリーンにアンジュレーションがあり難しいが、後半はいいラインにつけられた」と5番は5メートル、6番は3メートルを沈め、7番パー5は2オンしての3連続バーディー奪取。オフのトレーニングで飛距離が伸び、この試合で1、3Wを一新して距離感はいまひとつだが「最終日はボギーを少なくしバーディーチャンスはしっかり決めたい」と上位浮上を見据えた。

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