18歳・池田大亮が優勝「自分の滑りができた」 スケボー・ストリート選手権

[ 2019年2月24日 19:53 ]

<スケートボード日本オープンストリート選手権>決勝で華麗なトリックをする池田大亮(撮影・沢田 明徳)
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 2020年東京五輪の追加種目、スケートボードの日本オープン・ストリート選手権最終日は24日、東京・足立区のムラサキパーク東京で男子が行われ、18歳の池田大亮(ムラサキスポーツ)が29・2点で優勝した。2位は27・5点の白井空良=しらい・そら=(ムラサキパーク東京)、3位は26・4点の14歳・山下京之助(5050)。昨年のジャカルタ・アジア大会金メダルの池彗野巨=いけ・けやき=(iS OLLiES)は5位に終わった。

 今大会の決勝は45秒のラン2本、一発技を競うベストトリック5本を滑り、計7本のうち上位得点4本の合計で争う、五輪と同じ「ストリートリーグ」方式を採用。ランの2本目に7・8点を叩きだして首位に立った池田は、ベストトリックの1本目をミスして4位に後退した。だが、2本目の7・3点で2位に浮上すると、高得点を狙ったライバルたちがミスを続出した4本目の6・0点で再び首位に。最後の5本目も6・9点をマークして優勝を飾り、「(ベストトリックの)1本目をミスしてテンパったけど、自分の滑りができて良かった」と話した。

 スケートボードは今大会と5月の全日本選手権(新潟)の結果で、五輪ポイントが得られる国際大会へ派遣される強化候補選手が決まる。プロツアー参加資格を持つ池田はこの大会に出場する必要はなかったが、それでも「大会があるなら出たい」と参戦し、優勝賞金15万円をしっかりゲットした。

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