藤沢虹々可が逃げ切りV「高揚感たまらなかった」 東京五輪代表争いでリード

[ 2019年2月23日 16:48 ]

<スケートボード日本オープンストリート選手権女子 決勝> 優勝した藤沢虹々可 (撮影・西川祐介)
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 2020年東京五輪の追加種目、スケートボードの日本オープン・ストリート選手権が23日、東京・足立区のムラサキパーク東京で開幕した。初日は女子が行われ、藤沢虹々可(17=ACT SB)が17・9点で優勝。2位に13歳の中山楓奈(ムラサキ高岡)、3位に12歳の織田夢海(ムラサキ名古屋茶屋)が入った。

 今大会は決勝が45秒のラン2本、一発技を競うベストトリック5本を滑り、計7本のうち上位得点4本の合計で争う「ストリートリーグ」方式を国内で初採用。ランで5・7点、4・2点と高得点を出してトップに立った藤沢は、ベストトリックの3本目で4・5点をマークして逃げ切った。「女子のレベルが凄く上がっているので(ランで)逃げ切れるとは思ってなかった。けっこう運が良かった」と明かしたが、自身初の「ストリートリーグ」方式の大会を制し、「本当に緊張したが、一発一発決めた時の高揚感がたまらなかった。五輪も近いし、結果を出したかった」と話した。

 スケートボードの東京五輪出場枠はストリート、パークの両種目とも男女各20人。今年10月以降に開催される世界選手権の上位3人のほか、国際大会で獲得する五輪ポイントで争う。今大会と5月の全日本選手権の結果で国際大会へ派遣される強化選手が選出されるため、代表争いで一歩リードした。「20年は出場してメダルを獲りたい」と意気込んだ。

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