パリ五輪追加種目の選考理由は「若い世代とのつながり」

[ 2019年2月23日 05:30 ]

インタビューに応じたパリ五輪組織委員会のトニー・エスタンゲ会長
Photo By 共同

 24年パリ五輪組織委員会のトニー・エスタンゲ会長(40)が21日、パリでインタビューに応じた。同会長は追加種目候補にブレークダンスなど4競技を選んだ理由について「3つの原則があった。第一にIOCが定めたルールに従うこと。5競技以内に収め、追加種目のために新たな施設を造る必要もないといった点だ。第二に若い世代とのつながり。第三にパリ五輪の理念との整合性だ」と説明。

 一方で野球・ソフトボールや空手が漏れた理由について、「追加種目の選手枠も含めて夏季五輪の上限1万500人に収めなければいけない。空手は難しい判断だった」とし、空手をテコンドーなど他競技の一種別に組み込む可能性は否定した。

続きを表示

2019年2月23日のニュース