バスケ日本、イラン下し7連勝 東京五輪へまた1歩前進

[ 2019年2月23日 05:30 ]

バスケットボール男子 19年W杯アジア2次予選 ( 2019年2月21日    テヘラン )

イランに勝利し喜ぶ比江島(6)、富樫(2)ら日本代表
Photo By 共同

 世界ランキング47位の日本はアウェーで同26位のイランを97―89で破った。4連敗後の7連勝で、F組2位に浮上。フリオ・ラマス監督(54=アルゼンチン)の掲げる、人とボールの動くスタイルで2次予選最多得点を叩き出した。米ゴンザガ大の八村塁(21)とグリズリーズでNBAデビューした渡辺雄太(24)を招集できない中、21年ぶりのW杯自力出場へ向けた大一番に勝利。24日の最終戦は敵地でカタールと対戦する。

 アウェーの会場が静まり返る中、ラマス監督は相手ベンチに真っ先に向かい敵将と握手を交わした。2次予選最多97得点で世界ランク26位の格上を撃破。7連勝を飾り、指揮官は「素晴らしい内容を40分間続けた。完璧な試合。選手を誇りに思う」と目を細めた。

 エース格の八村、渡辺不在で登録全12選手がBリーグ所属となる中、国内組の総力を結集した。昨季BリーグMVPの比江島が「パスは考えず、点を取る。誰も自分を止められない」と積極的なプレーで24得点すれば、身長2メートル7の竹内譲は何度も先頭を走り17得点。攻撃が停滞しがちな時間帯はファジーカスに球を集め、2メートル10のセンターは最多26得点で応えた。

 母国アルゼンチンを率いて12年ロンドン五輪4強の実績を持つラマス監督は17年7月に就任。4カ月の準備期間で1次予選を迎え、開幕4連敗と苦しんだ。それでも平常心を失わず、懐の深さを発揮。「全責任は私にある」と構え、選手やスタッフに当たることは皆無だった。昨夏のアジア大会で選手による買春騒動が起きた際は給料の一部返上を直訴。男気あふれる背中で信頼を勝ち取り、富樫は、「気持ちを重視する監督。長所を最大限生かしてくれる」と言う。

 昨年6月のオーストラリア戦での金星を皮切りに連勝街道に入り、今予選も24日のカタール戦を残すのみ。この日はリバウンドが相手の45を大きく下回る29とゴール下に課題を残しただけに指揮官は「リバウンドなどで向上の余地がある。改善しないといけない」と前を向いた。頭には8連勝フィニッシュしかない。

続きを表示

この記事のフォト

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年2月23日のニュース