大坂の全豪V支えた日本のボール 今回から公式球「AO」オールラウンダーにうってつけ

[ 2019年1月27日 09:00 ]

テニス 全豪オープン第13日 ( 2019年1月26日    オーストラリア・メルボルンパーク )

テニス全豪オープンの公式球に採用された「ダンロップオーストラリアンオープン」
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 日本メーカーのボールが大坂の優勝を支えた!テニスの大坂なおみ(21)が全豪オープンで頂点に立ち、昨年9月の全米オープンに続くグランドスラム連覇を成し遂げた。この快挙に一役買ったのが、今大会から公式球に採用された住友ゴム工業(神戸市)の「ダンロップ」。オールラウンダーの大坂向きの特性を持ったボールだ。ダンロップは全豪と複数年契約を結んでおり、相性のいいボールで大会連覇も期待される。

 大坂の強烈なサーブがクビトバのラケットをはじき、快挙の瞬間が訪れた。サイドラインを大きく外れたボールには、黄色い布地に「AO」と大きな黒い文字。公式球の「ダンロップオーストラリアンオープン(AO)」も大坂の快挙を後押しした。

 日本メーカーのボールとして4大大会の公式球に初採用。豪州テニス協会から、品質の高さや男子ツアーでの採用実績などを高く評価された。

 「ダンロップ」は1930年、国内で初めてテニスボールを生産、販売し始めた老舗ブランド。ストロークプレーヤー向きの球足の遅いボールとパワープレーヤー向きの球足の速いボールがあるが「AO」はその中間。オールラウンダー向けにうってつけのボールだ。住友ゴム工業によると「スピード感としっかりした打球感があり、多様なプレースタイルに順応する高品質な試合球」という。

 強烈なショットが持ち味の大坂だが、テニス関係者によると「オールラウンダーといっていいスタイル」。ダンロップは全豪サイドと協議して開発。決して大坂を意識して作りだしたボールではないが、結果として大坂に味方した。

 4大大会では、ウィンブルドンがスラセンジャー、全仏がバボラ、全米がウイルソンのボールを公式球としている。全豪では、昨年までウイルソンのボールが使われてきた。全豪公式球の契約期間は5年。ボールとの相性が良い全豪で優勝を重ねることができれば“大坂時代”が確実なものとなりそうだ。

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