ヤマハ発・清宮監督 今季限りでの退任表明「誇れるクラブに成長…この辺りが潮時」

[ 2018年12月11日 19:04 ]

今季限りで退任することを明らかにしたヤマハ発動機の清宮克幸監督
Photo By 共同

 ラグビーのトップリーグ(TL)、ヤマハ発動機の清宮克幸監督(51)が11日、今季限りで退任することを明らかにした。静岡県磐田市での練習後に取材に応じ「誇れるクラブに成長したと自負している。次に(監督を)やる人に成果を残してもいいと思った。この辺りが潮時というのが僕のけじめのつけ方」と述べた。

 2011年に就任した清宮監督は今季開幕前に退任を決断したという。14〜15年シーズンの日本選手権初優勝など強豪に育て上げ「優勝争いできるチームになったのは誇り」と語った。チームは8日のTL決勝トーナメント兼日本選手権準決勝でサントリーに敗れ、15日に3位決定戦に臨む。

 今後については「ヤマハの未来を支えていく関係でありたい」と話すにとどめ、詳細は来年1月に記者会見を開いて説明する予定。後任監督には堀川隆延ヘッドコーチが候補に挙がっている。

 現役時代は早大、サントリーのFW第3列で活躍した。監督としては早大で全国大学選手権優勝3度、07〜08年シーズンにサントリーをTL初制覇に導いた。プロ野球日本ハムの清宮幸太郎は長男。

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