GPファイナル初V・紀平 大会中もネット授業 4月から通信制N高で“文武両道”

[ 2018年12月11日 08:30 ]

GPファイナルエキシビション、各優勝者とともにジャンプをする紀平梨花(中央)(撮影・小海途 良幹)
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 カナダ・バンクーバーで開催されたフィギュアスケートGPファイナルの女子で初優勝した紀平梨花(16=関大KFSC)が、大会中にも通信制高校の勉強に取り組んでいたことが明らかになった。

 紀平は4月から、ニコニコ動画で知られるドワンゴ系列の広域通信制高校「N高」で学ぶ。同校はスマートフォンなどを使い、オンライン授業を自由な時間に受けられる。紀平は練習や試合の合間を縫い、移動の車の中や遠征先の宿舎などで少しずつ学習を進めている。

 授業の進み具合やリポートの提出状況を確認する担任教員の柴圭亮さんによると、紀平はここまで各科目とも順調に習得している様子。「大会があった先週末も、授業を受講していたようなんです」と、海外遠征中でも変わらぬ“文武両道”ぶりに驚いていた。

 自由参加の入学式や文化祭などの行事はなかなか出席できないものの、原則として年5日間、教室で実際に授業を受ける「スクーリング」という制度があり、紀平も本格シーズン前の9、10月に地元の大阪で一部を受講。同校の広報は「スケートの練習メニューと同じように、勉強も自分で計画を立てて進められているようですね」と話している。

 “教え子”の快挙をネット中継で見守った柴さんは「感動しました。(冬の連戦も)時間を見つけて自分で学べる子なので心配していない。引き続き頑張って」とエールを送った。

 ▽N高 角川ドワンゴ学園が2016年4月に開校した、インターネットと通信制を活用した高校。通学コースもあり、沖縄県うるま市の本校ほか全国に8つのキャンパスを持つ。生徒数は7474人(11月末)。プログラミング教育なども充実。「N」はNew、Nextなどの意。

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