シーホークスが4連勝で8勝目 プレーオフ争いで一歩前進

[ 2018年12月11日 13:37 ]

2ヤードを突破してTDをマークしたシーホークスのカーソン(AP)
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 NFLは10日、ワシントン州シアトルで第14週の残り1試合を行い、地元のシーホークスが21―7(前半3―0)でバイキングスを下して4連勝で8勝5敗。NFC西地区では首位ラムズ(11勝2敗)に3ゲーム差をつけられているが、NFC4地区の2位チームの中では最高勝率をキープしており、ワイルドカードでのプレーオフ進出に向けて貴重な白星を挙げた。

 試合は第3Qまでディフェンシブな内容となったが第4Qに激動。シーホークスは自陣ゴール直前でバイキングスが仕掛けてきた第4ダウン、残り1ヤードでのギャンブル・プレーを阻止し、ダン・ベイリー(30)が狙った47ヤードのFGも、守備陣の要でもあるLBボビー・ワグナー(28)がブロックして相手に得点を許さなかった。

 このあとシーホークスがリズムをつかみ、残り2分53秒にRBクリス・カーソン(24)が2ヤードを突破してこの日初めてのTDをマーク。その18秒後には、CBジャスティン・コールマン(25)がファンブル・リカバーから29ヤードを走って相手エンドゾーンに飛び込み勝負を決めた。

 シーホークスのQBラッセル・ウィルソン(30)のパス成功は20回中10回で獲得したのはわずか72ヤードにとどまったが、守備陣の奮闘で大事な試合をものにした。

 NFC北地区2位のバイキングスは6勝6敗1分け。勝率は5割を保っているものの、ドルフィンズ、ライオンズ、ベアーズと対戦する残り3試合は生き残りをかけた厳しい戦いになりそうだ。

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