男子・大橋、女子・青山が優勝 越後湯沢秋桜ハーフマラソン

[ 2018年10月1日 05:30 ]

越後湯沢秋桜ハーフマラソン男子優勝の大橋と女子優勝の青山
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 第17回越後湯沢秋桜ハーフマラソン(スポニチ後援)は30日、新潟県南魚沼郡湯沢町の湯沢中央公園陸上競技場を発着点に4201人がエントリーして行われた。ハーフマラソン総合の男子は大橋秀星(28)が1時間13分41秒で初優勝、同女子は青山由佳(32)が1時間26分58秒で3年ぶりの優勝を飾った。2人にスポニチから最優秀選手賞が贈られた。

 <男子ハーフ総合>“小平市役所の星”大橋が箱根駅伝経験者の貫禄を見せた。2年時に専大、3年と4年時は学連選抜として出場。「1区を任され、ミスできない重圧との闘いだった」。一般企業の陸上部を経て昨年から東京・小平市役所に勤務。「民間より練習時間を取れないが、小平市をアピールしたいという思いで走り続けている」と、熱い“小平愛”を原動力にする。次戦は12月の福岡国際。「昨年の東京マラソンで出した自己記録を更新したい」と目標を掲げた。

 <女子ハーフ総合>こちらも“公務員ランナー”青山が2位に3分30秒以上の差をつけて快勝した。相模原市役所では施設課に勤務し陸上競技場などを管理。「練習場がそのまま職場になっています」という。毎週末30キロを走り込んで「体力の衰えを防いでいる」。その効果で高低差200メートルを超す難コースを攻略。中学から20年近く陸上に打ち込んできた。今は走ることが最優先で「婚活ですか?当分はお休みですね」と笑顔を見せていた。

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2018年10月1日のニュース