錦織が杉田との日本人対決を制して1回戦を突破 4年ぶり3度目の優勝に向けて好発進

[ 2018年10月1日 17:21 ]

第1セット、強烈なスマッシュを放つ錦織(撮影・吉田 剛)
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 日本国内で開催される男子テニス唯一のATPツアー「楽天ジャパン・オープン」が1日、東京・調布の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕。この大会で4年ぶり3度目の優勝を狙う第3シードで世界ランク12位の錦織圭(28=日清食品)は、昨年のこの大会で8強に進出した世界ランク100位の杉田祐一(30=三菱電機)を2―0のストレートで下して2回戦に勝ち上がった。

 錦織は立ち上がりでストロークとサービスがともに安定しなかったが、次第に調子を挙げて第1セットを6―4で奪取。ジュニア時代以来の対決となった杉田を相手に第2セットでは第4ゲームをブレークされたものの、第5ゲームでブレークバックするなど、要所では本領を発揮した。最後はバックでポイントを挙げてこのセットは6―1。1時間25分で初戦を制した錦織は「2年ぶりの日本での試合ということもあって第1セットはメチャメチャ硬かった。でも第2セットは修正できた。いい終わり方だったと思います」と手応えを感じた様子。「レベルを上げて優勝を目指します」と語っていた。

 2回戦で錦織はブノワ・ペール(29=フランス)と対戦する。錦織とペールの対戦は、錦織の4勝2敗となっている。

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