卓球・張本、ユース五輪「必ず金」自らを追い込む理由とは

[ 2018年10月1日 10:15 ]

ユース五輪出発前に取材に応じた張本
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 6日に開幕するユース五輪(アルゼンチン・ブエノスアイレス)で日本選手団の主将を務める卓球男子の張本智和(15=エリートアカデミー)が1日、成田空港で取材に応じた。

 代表最年少ながら主将の大役を担う。「みなさんの模範になれるようにしたい」と言う15歳は、「みなさんが熱くなれるよう声を出してプレーしているのを見てもらって、他の選手の刺激になれば」と意気込んだ。

 選手村での生活、食堂でのマクドナルド食べ放題などに胸を躍らせているが、競技ではシングルスと平野美宇(18=日本生命)との混合団体の2冠に照準。「毎回金メダルが目標だけど、今回は必ず金と自分にあえてプレッシャーをかけながらやりたい」と力を込めた。

 自らを追い込むには理由がある。世界ランク8位でシニアでもトップクラスの実力があり、世代別の今大会は優勝争いの大本命。「負けてしようがない相手はいない。自分にプレッシャーをかけて、勝ちにいく」。ユース五輪を制した先に、20年東京五輪が待っている。

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2018年10月1日のニュース