池坊保子氏 協会と貴親方「圧力も対立もない」受け止め方による誤解の可能性を指摘

[ 2018年10月1日 16:19 ]

池坊保子氏
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 日本相撲協会の評議員会元議長の池坊保子氏(76)が1日、日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に電話出演。退職する貴乃花親方(46=元横綱)について語った。

 MCの宮根誠司(55)に率直な感想を聞かれると「若貴のお二人は素晴らしい優雅な横綱としてみんなに愛されてきたから、お二人が相撲から引退というのは残念な気持ち」と語り、理事会の決定については「書類も整っていたようなので、理事会は粛々とそれを受けたと思う」と話した。

 貴乃花親方と協会が“有形無形の圧力”に対して主張が食い違うことについては「私は常に公平でありたい、客観的に見ていたいと思っていた。圧力ということは絶対ないし、対立ということもない。だから貴乃花親方がそれに屈して辞めるということはないと思う。仮にあったとしても貴乃花親方はそれを試練として乗り越えられる人であると思う。総合的に考えて、相撲人生は終えて次の人生のスタートを切りたいと考えたのでは」と見解を語った。

 宮根が「世間から見ると対立がなかったというのはなかなか理解できない」と語りかけると「現実には(対立は)ない。受け止め方だと思う。親切にアドバイスをした方にしてみれば『あれは圧力じゃないでしょ』という気持ちもあるのでは」と受け止め方による誤解の可能性を指摘した。

 最後に「一度。貴乃花親方が事実をお話になる方がいい。どういう心境やどういう第2の人生を歩みたいのかを皆さんに伝えるのが一番」とコメントした。

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2018年10月1日のニュース