白鵬 右膝手術を回避も「爆弾を持っているのは間違いない」

[ 2018年8月12日 17:29 ]

横綱土俵入りを披露する白鵬土俵下で四股を踏む稀勢の里(左)
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 大相撲の夏巡業は12日、仙台市で行われ、右膝痛を抱える横綱・白鵬(33=宮城野部屋)が手術を回避したことを明かした。白鵬によると、右膝には「軟骨ではなく、柔らかい塊がある」そうで、「そんなに邪魔にならない」とあって投薬治療で様子を見ることになったもよう。ただし、すぐに稽古ができるというわけではなく、「薬を入れたわけなので、3、4日はかかる。昨日より今日、今日より明日という感じでやっている。炎症はある。爆弾を持っているのは間違いない」と話した。今回は過去に痛めていた左膝の治療も行ったという。

 白鵬は患部の検査のため8日の東京・青山学院での興行後に一時離脱し、11日の山形・南陽市での興行で再合流。横綱土俵入りは披露したものの、依然として取組からは外れている。この日の朝稽古は基本運動だけで終えた。

 8場所連続休場中の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は左かかとに負った傷のため、3日連続で取組から外れた。10日の福島・白河市の興行では朝稽古にも姿を現さなかったが、この日は前日に続いて土俵下で四股やすり足を行った。「だいぶ良くなってきた」と大事には至っていないことを強調していた。

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2018年8月12日のニュース