木戸 女子初!同一パー4で2日連続イーグル「自分でもびっくり」

[ 2018年8月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー NEC軽井沢72第2日 ( 2018年8月11日    長野県 軽井沢72G北C )

<NEC軽井沢72・2日目>18番、笑顔でホールアウトする木戸(撮影・白鳥佳樹)
Photo By スポニチ

 3打差2位でスタートした木戸愛(28=ゼンリン)が415ヤードの6番パー4で初日に続きイーグルを奪い、日本女子ツアー初の「同一パー4で2日連続イーグル」の記録を達成した。スコアは71で、通算7アンダー、137。首位と7打差ながら3位に踏みとどまった。67で回った黄(ファン)アルム(30=韓国)が通算14アンダーまで伸ばして2位に6打差と独走態勢に入った。

 初日と同じ6番。前日は右ラフ、この日は右フェアウエーと違っても残り距離はほぼ同じ177ヤード。「初日のことは意識しないでピンだけ狙いました」。同じ5Uからの第2打はピン手前4メートルに落ち、バウンドしてカップイン。2日連続のイーグルにギャラリーの声で気づいた木戸は何度もジャンプし、島中キャディーとハイタッチをかわした。「何でしょう。凄いですね。自分でもびっくりです」と素直に喜んだ。

 イーグルは2オン1パットでOKのパー5、エースとなるパー3でのケースが多く、パー4は比較的少ない。同一選手同ホールでの連続となると、パー5では16年ワールドレディース・サロンパス杯の1、2日目にトンプソンが9番で記録しているが、パー4では記録の残る90年以降では初めて。「光栄です」と笑顔を見せた。

 1番でいきなりボギーも、この日も前向きに臨むためのスマイル作戦で我慢。6番で取り返し、18番のグリーン奥に外したピンチでは快記録を支えた5Uをアプローチに使いパーセーブ。7打差にとどまった。「トップと差は大きいですが、何が起こるか分からない」と今度は最終日の大逆転にチャレンジする。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月12日のニュース