被害者の父　日大田中理事長と面会申し入れ　会見開催も求める

　日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、ケガをした関学大選手の父・奥野康俊さんは３１日、日大に田中英寿理事長との面会を申し入れたと自身のフェイスブックで明らかにした。

　奥野さんは、問題の幕引きには、田中理事長が内田正人前監督を放置していた責任の重大さを認めることが必要と主張。田中理事長に記者会見を開くよう求めた。

　内田前監督に対しては、悪質タックルの指示を認めるべきだと指摘。ケガをさせた選手の復帰や関学大との定期戦復活につながるとした上で「息子と加害者選手がグラウンドで握手できる日が訪れることにつながる」と主張した。