NBAがラスベガスのカジノと提携 北米4大スポーツでは初 ギャンブル・ビジネスに本格参戦

[ 2018年8月1日 12:13 ]

NBAとデータ供給の契約を交わしたMGMのマレン最高経営責任者(AP)
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 NBAと女子プロバスケのWNBAが7月31日、ラスベガス(ネバダ州)のカジノ「MGMリゾーツ・インターナショナル社」と正式に提携。チームや選手の公式データを、スポーツ賭博のための“参考資料”として提供することになった。

 大リーグ、NFL、NHLを含めた北米四大プロ・スポーツ界の中で、カジノと提携したのはNBAが初めて。米国では今年5月、ラスベガスのあるネバダ州以外の州でもスポーツ賭博が解禁となっており、NBAはMGM社以外のカジノやブックメーカーとも今後、商談を進めていくものと見られている。

 MGMとの契約金額は非公表。AP通信によれば、NBAのデータはスイスに本社がある「スポーツレーダー社」が提供しているが、NBAではMGM側がこのデータを独占できる権利は与えず、他の州のカジノでも使用可能な状態にするとしている。

 今回の提携で、NBAはリーグが運営する「NBAトッドコム」「NBAテレビ」などの関連会社でMGMの広告を展開。一方、MGMはNBAをギャンブル事業の中核に据えることになった。

 MGMのジェームズ・マレン最高経営責任者は「公式データの価値は理解している。賭けてくる人たちにとってはとても貴重。だからこそ投資した」とコメント。NBAのシルバー・コミッショナーは「うまくいくのか?フェアな取引きなのか?などを、お互いに時間をかけて熟考した。我々が適切であると考える結果に近づいていくように努力していきたい」と新たなビジネスに対しての意欲を示した。

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