瀬戸 東京五輪で午前決勝にも泰然「人間は慣れる」

[ 2018年7月21日 19:32 ]

 競泳のリオ五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(24=ANA)が21日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで行われた東京五輪開催2年前イベントに参加し、女子200メートルバタフライ2大会連続同メダルの星奈津美さんやタレントの吉澤ひとみとトークショーを行った。

 東京五輪の競泳は午前決勝での実施が決まった。選手ファーストとは言いがたい状況ではあるが、瀬戸は「決まったからにはその日程で動かないといけない。その中で速い人が金メダル」とすんなり受け入れた。「人間は慣れる。会場入りの時間など逆算して調整を考えていく」と泰然と構えた。

 瀬戸にとっては2年後の東京五輪よりも、まずは目先の試合が大事。今季は長水路での日本記録と短水路での世界記録を目標にしており、来月のパンパシフィック選手権(辰巳)とアジア大会(ジャカルタ)に照準を合わせている。現在のコンディションは「かなりいい」と練習でも手応えは十分。「僕も16年前にパンパシを観戦して海外や日本のトップ選手を見て凄く刺激になったから」と自らのインスタグラムを見て来場したファンに同大会の観戦チケットをプレゼントする粋な計らいも。地元埼玉でのイベントを終えて「たくさんの方に来ていただいてパワーをもらえた」と一層気合が入った様子だった。

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2018年7月21日のニュース