前田、“3度目の正直”で逃げ切りV 「やっと勝てました」

[ 2018年7月21日 05:30 ]

スポニチ主催平成30年度関東高等学校ゴルフ選手権   最終日 ( 2018年7月20日    長野県 軽井沢72G東C・男子=6879ヤード、パー71 )

<関東高校ゴルフ夏期大会決勝・最終目>個人の部男子優勝の前田(左)と同女子優勝の佐久間はトロフィーを手に笑顔でVサイン(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 男子は首位スタートの前田光史朗(栃木・作新学院3年)が安定したゴルフで67、通算9アンダーの133とし鈴木隆太(埼玉・埼玉栄1年)に1打差をつけて優勝。シード選手を含む男子上位44人が8月の全国大会(茨城・セントラルGC)に進出した。

 優勝の前田が「後半は苦しんだので、最後がうれしかった」と語るのが18番。残り120ヤードをもう少しでイーグルの50センチにつけ、1打差優勝につなげた。栃木・下野市出身で小4から競技を開始。練習環境にひかれ作新学院に進学した。1メートル73、61キロで1Wの平均は280ヤード。関東大会は1年、2年の冬季大会で連続2位に終わっており「3回目でやっと勝てました」と喜んだ。次は25日から始まる関東ジュニア、8月全国高校選手権、そして日本ジュニアと夢は広がっていく。

 全国的な問題となっている熱中症。選手が自分のバッグを担ぐ今大会では、書面で水分補給の徹底を呼びかけ、スタート前にあめを配った。また、5組に1台の巡回カートをつけ、選手の安全をチェック。幸い2日とも最高気温が30度止まりでトラブルなしに終わった。

 ▼男子2位鈴木隆太 今日はアンダーで回れれば、と思っていました。ほとんどパーオンし、パットの4、5メートルがみんな入ってくれました。(8バーディー、ノーボギーの63も1打及ばず)

続きを表示

2018年7月21日のニュース