宮原知子 オープンキャンパスで受験生にエール「自分を信じて、頑張って」

[ 2018年6月17日 13:46 ]

フィギュアスケートの宮原知子は平昌五輪4位などの活躍、学業での成績を評価されて表彰をされた。右は関大芝井学長)
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 平昌五輪のフィギュアスケート女子で4位に入った宮原知子(20=関大)が17日、大阪府吹田市の関大で行われたオープンキャンパスに在校生の代表として出席し、参加した高校生約500人にエールを送った。

 「新しいシーズンが始まるので、頑張らないといけないという思いで身が引き締まります。私も目標に向かって頑張ることがまだまだたくさんあります。受験生のみなさんも自分を信じて、頑張ってください。お互い、頑張っていきましょう」

 有名選手の登場に、参加した未来の関大生たちはスマートホンにその姿を収めていた。

 この日は学長表彰、文学部特別表彰も受けた。高校生の前で宮原に表彰状を手渡した芝井学長は、「ケガを乗り越えてああいう活躍をされた。人生の中では挫折や乗り越えないといけない壁がある。それをきちっと乗り越えて、(五輪で)パーフェクトな演技をした」と、高校生にメッセージを送った。また、藤田文学部長から「文学生として模範。成績優秀者賞をもらってもおかしくない。限られた時間で文武両道を実践している」と評価された。文学部にちなみ、副賞として図書券が手渡された。

 宮原は「高校生にエールを送れる立場じゃないけど、自分が思ったことを言いました」と照れながら1日を振り返った。自身の高校時代は、競技もあって1度もオープンキャンパスに出席できなかったという。しかし、大学生になり、憧れを受ける立場になって参加。大学生として、フィギュアと勉強の両立をこれからも目指していく。

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