比菜 2度目の首位発進「グリーン回りよかった」右手首も回復

[ 2018年6月16日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニチレイ・レディース第1日 ( 2018年6月15日    千葉県 袖ケ浦CC新袖C=6548ヤード、パー72 )

ニチレイ・レディース第1日 2番、ティーショットを放つ新垣(撮影・沢田 明徳)
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 “黄金世代”の新垣比菜(19=ダイキン工業)が、6バーディー2ボギーの68で回り単独首位に立った。首位発進は初優勝した4月のサイバーエージェント・レディース以来、2度目。1打差の2位には新垣と同期の松田鈴英(20=ニトリ)、賞金女王の鈴木愛(24=セールスフォース)ら5人が続いた。

 今季2勝目へ、新垣が好発進を決めた。ショットとアプローチがさえ、6バーディーを奪取。「今日はグリーン周りがよかった。あとは難しいパー3でしっかりパーを取ってバーディーも1つ。今日はティーショットもうまくいきました」と笑みを浮かべた。

 4月のサイバーエージェント・レディースで初優勝。しかし、5月上旬に右手首を痛めて2試合を欠場した。クラブが握れない約1週間は地元の沖縄に帰省し、うるま市の具志川ビーチで走り込み。最終日にスコアを崩す傾向があるといい「3日間戦い抜くため?そうですね」。ゴルフができない間も、トレーニングを重ねてきた。

 現在は予防のために水色のテーピングをしているが、「もう痛みはない」と万全の様子だ。前回も初日から首位をキープしてのVだっただけに、期待が膨らむ。それでも沖縄出身の19歳は「チャンスが来たときにまた獲れたらいいなって感じですね」と、あくまでも自然体だった。

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2018年6月16日のニュース