妙義龍が結婚「胸がいっぱいです」 恩師の埼玉栄・山田監督らが祝福

[ 2018年6月16日 15:03 ]

結婚披露宴に臨んだ妙義龍(中央)と香奈夫人(右)。左は媒酌人を務めた埼玉栄高の山田監督(撮影・斎藤 純)
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 大相撲の幕内・妙義龍(31=境川部屋)と香奈夫人(32)の結婚披露宴が16日、東京都中央区のホテルで約600人を集めて行われた。妙義龍は「いろんな人と出会いがあって、ご縁があって、こうして盛大に結婚式ができて胸がいっぱいです」と感無量の面持ち。「まだまだ上を目指していきたい」と、10勝を挙げた夏場所の勢いそのままに活躍することを誓った。

 妙義龍と香奈夫人は埼玉栄高の同級生。高校1年時に席が隣だったことをきっかけに、会話をするようになったという。妙義龍が十両で2連覇を果たした11年から交際をスタートさせ、昨年6月1日に婚姻届を提出した。

 披露宴では埼玉栄高相撲部の山田道紀監督が媒酌人を務めた。「宮本くん(妙義龍の本名)は1、2年のときは体が小さく強くなかったが、毎日四股とてっぽうを繰り返した。てっぽうは一日1000回やった。そうして3年生でインターハイ団体優勝、個人戦でも準優勝するまでになった」と当時を懐かしんだ。

 数多くの卒業生を角界に送った山田監督も媒酌人として結婚式に出席するのは今回が初めてという。「マーチングバンド部に所属し、3年時は全国大会で金賞を取りました」と香奈夫人の高校時代にも触れた。また妙義龍は13日に埼玉栄高でトレーニングを行ったと明かすなど母校愛は健在だ。

 昨年生まれた長男の泰吉くんは17日に1歳の誕生日を迎える。妙義龍は「子どもは言葉のエネルギーがものすごい。よく動くのでスリムですよ」と目尻を下げた。香奈夫人は「家に帰ってホッとできるようにしてあげたい」と新郎に優しい言葉をかけていた。

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2018年6月16日のニュース