ラグビー日本代表、ハイブリッド芝にリーチ主将「いい印象」

[ 2018年6月16日 05:30 ]

イタリアとの第2戦に向けてノエビアスタジアム神戸で調整する日本代表
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 ラグビー日本代表は16日、イタリア代表との第2戦を行う。15日は会場のノエビアスタジアム神戸で調整。今年から天然芝と人工芝を合わせたハイブリッド芝を国内初導入した会場で、ラグビーの試合は初めて。会場でスクラム練習をしたフランカーのリーチ・マイケル主将(29=東芝)は「いい印象。ハイブリッドなのか分からないぐらい」と、好感触を得た。

 今までのノエビアスタジアム神戸の評判は散々だった。芝の根付きが悪く、少しのプレーで土ごとめくれた。負荷が大きいセットプレーは、なおさらだった。そこで今年、天然芝95%以上に人工繊維が絡むハイブリット芝を導入。芝の責任者、山中乾司さん(51)は「サッカー1試合につき最低でも200カ所、削れた部分に芝を移植していましたが、今年は0回」と説明した。重戦車イタリアとの戦いは日本代表の成長だけでなく、同会場で4試合が行われるW杯に向け、ピッチの世界基準も証明する機会となる。

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