ジョコ コートでは勝者を祝福も、会見では一転して不機嫌に

[ 2018年6月6日 09:21 ]

テニス全仏オープン第10日 男子シングルス準々決勝 ( 2018年6月5日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープン男子シングルス準々決勝、ミスショットに不満の表情を浮かべるジョコビッチ(AP)
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 安定した戦いぶりで勝ち上がってきたジョコビッチだったが、伏兵に足元をすくわれ、16年全米以来の4大大会4強入りはならなかった。

 試合終了時はネットを乗り越えてチェッキナートを「おめでとう」と祝福。笑みを見せる余裕もあったが、その直後に現れた会見場では不機嫌そのもの。「素晴らしい時間を分かち合った相手を称えるのは苦ではない。ただしコートを離れれば、敗戦は簡単には受け入れられない」とぶっきらぼうに語った。

 試合中に首のマッサージを受けるなどフィジカル面も万全ではなかった。第4セットのタイブレークでは、3度のセットポイントを全盛時では考えられないような凡ミスでフイにした。「何度かチャンスはあったがそれを生かせなかったのが残念だ」。一分の隙もない強さを見せた以前の姿に戻るには、まだ時間がかかるようだ。

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2018年6月6日のニュース