日大の対応に文化相が苦言「どうしてこうした状況になったのか」

[ 2018年6月6日 05:30 ]

林芳正文部科学相
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 日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、林芳正文部科学相は5日、田中英寿理事長から説明がない点など日大の対応に批判が高まっていることに「現状必ずしも社会からの理解が得られているとは言えない。どうしてこうした状況になったのか、どなたから何を丁寧に説明する必要があるのかについて(日大に)理事会で責任を持って検討していただく必要がある」と苦言を呈した。

 文科省は日大に対して、実効性のある再発防止策の策定や、抜本的なチーム改革を大学として、責任を持って進めるよう求めている。林氏は「これまでの日大の対外的な説明ぶりからは、法人の問題としての認識が十分に示されているとは言えないという印象を受けている」と厳しく指摘した。

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