卓球南北合同チーム結成に佳純が美宇が「ビックリ」4日準決勝で激突

[ 2018年5月3日 23:05 ]

卓球・世界選手権団体戦第5日 ( 2018年5月3日    スウェーデン・ハルムスタード )

(左から)平野、石川、伊藤
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 女子準々決勝で日本がウクライナを3―0で撃破し、3大会連続のメダルを確定させた。4日の準決勝では韓国と北朝鮮の南北合同チームと戦う。

 大会期間中に合同チームが結成される異例の事態に、選手も驚きを隠せなかった。石川佳純(全農)は「すごくビックリした。大会が始まる前からじゃなくて、いきなりなんで…」とし、「さすが世界選手権、こういう予想しないこともあるんだなと勉強になった」と話した。

 平野美宇(日本生命)も「すごくビックリ。そんなのあるんだ」と驚きの表情。伊藤美誠(スターツ)は「楽しみ。おもしろそう」と余裕を漂わせた。男子の水谷隼(木下グループ)は、「スポーツが政治的に利用されるのはどうかと思う」としながら、「それで世界が平和に導かれるのならいい」と話した。

 異例の事態となったが、選手は受け入れて戦うしかない。石川は「自分たちのプレーをすることに変わりはない。どうせどちらかとは当たっていたし、練習の成果を見せる時かな」と闘志を高めていた。

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2018年5月3日のニュース