卓球女子で韓国と北朝鮮の合同チーム結成 準決勝で日本と激突

[ 2018年5月3日 18:20 ]

卓球・世界選手権団体戦第5日 ( 2018年5月3日    スウェーデン・ハルムスタード )

笑顔で写真に収まる韓国と北朝鮮の選手
Photo By スポニチ

 女子で韓国と北朝鮮による合同チームが急きょ結成された。日本時間17時からの準々決勝で対戦することが決まっていた2チームは、会場に入場してきたものの試合を行わず。合同チーム結成のアナウンスがあり、両国の選手は記念撮影し、フロアを後にした。韓国の梁夏銀は「聞いた時はとても驚いたけど、とても嬉しい」と話した。

 日本は準々決勝(日本時間20時開始)でウクライナを撃破し、準決勝で南北合同チームと対戦することになった。日本協会の星野専務理事は「韓国側と北朝鮮側がお互いにITTF(国際連盟)に申し出たと聞いている。勝利は大切だけど、スポーツを通して世界平和を目指している」とし、合同チーム結成を「歓迎したい」と話した。女子日本代表選手には既に説明。動揺は見られなかったという。

続きを表示

2018年5月3日のニュース