桐生　社会人デビューは余裕の２０秒６９　２００予選「ベスト狙うのは決勝」

２００メートル予選を終えた桐生
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　陸上の静岡国際は３日、静岡・エコパスタジアムで行われ、男子２００メートル予選で“社会人デビュー”となった桐生祥秀（２２＝日本生命）が２０秒６９で決勝に進んだ。

　真新しい真っ赤なユニホームを着て疾走した桐生は、ラストは力を抜いて余裕の２位通過。「２着だし、予選だとこんなもんです。試合勘を味わえて良かった」と満足そうに語った。

　スタート前に桐生を紹介する場内アナウンスが流れるとこの日一番の歓声が上がり、千両役者っぷりを見せつけた。「タイムはどうでも良かった。ベストを狙うのは決勝」と先を見据えていた。