遠藤「耳元で言われた」 白鵬「お祝い」に感謝

[ 2018年5月3日 12:23 ]

<稽古総見>稽古を終え、砂まみれの遠藤
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 大相撲の横綱審議委員会(横審)稽古総見が3日、東京・両国国技館で一般公開して行われた。新小結の遠藤(追手風部屋)は横綱・白鵬(宮城野部屋)と三番稽古を6番取って全敗。その後立ち合いで当たる稽古を9番取り、白鵬を寄り切る力強さも見せた。

 横綱からの“三役昇進祝い”だった。遠藤は「ぶつかり稽古の時に耳元で『お祝いだ』と言われた。稽古を付けてもらえて良かったです」と感謝。この日は土俵に上がるたびに5000人の観客から最も大きな歓声を浴びた。夏場所(13日初日)に向けての出稽古は追手風親方と相談しながら決める予定だ。数字の目標はこれまで通り「ない」と明言し、「稽古で体調を整えて初日を迎えるだけ」と静かに闘志を燃やしていた。

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2018年5月3日のニュース