宮里優作 欧州ツアーからほぼぶっつけで大会に プロアマ戦戦も雨で9ホールに短縮

[ 2018年4月25日 19:04 ]

 男子ゴルフツアーの中日クラウンズは26日、愛知県愛知郡東郷町の名古屋GC和合Cで開幕する。ディフェンディングチャンピオンの宮里優作(37=フリー)は25日、プロアマ戦に出場。午前中の雨の影響でプレーが9ホールに短縮となり、ハーフでコースの下見を終えた。

 「あれだけ雨が降ったのにグリーンも硬いし、速いし。やっぱり一筋縄ではいかないと思いました」

 ほぼぶっつけ本番の状態で今大会に臨む。前週は欧州ツアーのハッサン2世トロフィー(モロッコ)に出場し前夜、パリ経由で帰国。愛知県内の自宅に戻ってきたのは午後8時だった。「いきなり子供に相撲を挑まれました。何で相撲なのか分からなかったですけど」と苦笑い。

 1月に欧州ツアーのメンバー登録を行いこれまで7試合に出場。初出場のマスターズは予選落ちしたが、翌週のスペインオープンで12位、ハッサン2世トロフィーで13位と上位争い。「スペインとモロッコは近かったのでそんなに苦にはならなかった。(欧州ツアーには)意外とスンナリ入れている。水に合っているような気がした」と話す。今季の目標の一つに同ツアーのシード権獲得を挙げており「今の位置(ランク44位)だともう少し稼がないと足りない」と意気込みを語った。

 小平の米ツアー日本人最速Vを知ったのはスペイン滞在中だった。「闘牛(を見にいって)凄いなとカルチャーショックを受けていたら、智の(ニュースを知って)で凄くビックリしました。何の試合に勝ったのかなと。PGAだよね!?みたいな。何が起きたのか最初は分からなかった。一人で騒いでました。凄え凄え、とんでもないことが起こったぞと」。驚きと同時に、ともに日本ツアーで戦っていた仲間の快挙に大いに刺激も受けた。「日本ツアーで培った選手が、あやって世界でも通じることを証明してくれた。そういう意味では日本の選手も自信を持っていいと思う」

 連覇に挑む今大会は予選でその小平と石川遼と同組となった。キーホールを問われると「いっぱいあります。3、8、13、14、17、18番ですかね。ありすぎて気が抜けないです。終わるとどっと疲れます」と警戒していた。

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2018年4月25日のニュース