NFLドラフトの指名候補選手が薬物検査で陽性反応 各チームは指名回避か?

[ 2018年4月25日 17:26 ]

薬物検査で陽性反応となったフロリダ大のキャラウェイ(AP)
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 NFLドラフトはテキサス州アーリントンで26日から28日まで7巡目までの指名が行われるが、1巡目指名の可能性があったフロリダ大のWRアントニオ・キャラウェイ(21)が24日、薬物検査で陽性反応を示していたことが明らかになった。

 NFLネットワークが最初に報じたもので、ドラフト候補生を対象に行われるNFLコンバイン(運動能力テスト)で実施された検査で判明したもの。キャラウェイは2016年シーズンに89回のレシーブで1399ヤード、11TDをマークしたが、盗んだキャッシュカードの不正使用やマリフアナ所持、さらに性的暴行などが発覚して昨季はシーズンを通して出場停止処分を科せられていた。

 その後、交際していた女性との間に女の子が生まれ、本人は「自分は悪い人間ではない。多くのチーム関係者はそれを知っているし、信じてほしい」と娘の誕生を契機に“改心”したことを強調していたが、またしてもトラブルを引き起こす結果となった。

 なおドラフトは7巡目まで行われ、全体トップ指名権は昨季16戦全敗に終わったブラウンズが握っている。

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2018年4月25日のニュース