フジヤマペア逆襲連勝 露に延長勝ち カーリング世界混合複

[ 2018年4月25日 05:30 ]

ロシア戦でショットを放つ山口(右)とスイープする藤沢
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 カーリングの混合ダブルス世界選手権は24日、スウェーデン・エステルスンドで1次リーグが行われ、平昌五輪の女子で銅メダルを獲得したLS北見のスキップ藤沢五月と同五輪男子代表の山口剛史が組む日本ペアは、C組第4戦でロシアを延長の末、7―6で破った。23日にはポーランドを下しており、2連勝で通算2勝2敗とした。日本は相手ミスで2点スチールするなど第5エンドを終えて5―2とリード。第6、8エンドに2点ずつ奪われて追いつかれたが、延長第9エンドの最終投を藤沢が鮮やかに決めて勝ち越した。

 日本は手に汗握る接戦となったロシア戦を、しっかり勝ちきった。難しいストーンの配置だった延長第9エンドの最終投を狙い通りに決めた藤沢は「凄く緊張した。決まって勝ってもそわそわしている」と胸をなで下ろした。山口はショット成功率が86%と高く、得意のスイープも有効で大活躍。「接戦だったけど展開は優勢だったので、落ち着いてプレーできた」と胸を張った。ここまで3勝1敗だった強敵を破り、プレーオフ進出へ視界が開けた。

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2018年4月25日のニュース