沙羅 笑顔の初体験「楽しんでもらえるようなパフォーマンスを」

[ 2018年2月10日 05:30 ]

平昌冬季五輪開会式 ( 2018年2月9日 )

平昌五輪開会式に出席した 高梨(2列目右)ら日本選手団
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 ジャンプ女子の高梨沙羅(21=クラレ)は厳しい寒さの中でも笑顔を絶やさなかった。体調を優先して参加しない選手も多い中、寒がるそぶりも見せず、足取り軽く会場をぐるりと一周。「皆さんに楽しんでもらえるようなパフォーマンスをしたい」と楽しそうに手を振りながら歓声に応えた。

 17歳で五輪に初出場した前回のソチ五輪では、選手村から会場まで1時間のバス移動などを考慮して開会式を欠席。しかし、今回は会場と宿舎が車で約15分と近距離で、午後9時50分開始の12日のジャンプ女子決勝時の気候を体感することができた。初めて開会式に参加したことで五輪の雰囲気を存分に味わうこともできた。4位に終わったソチ五輪の雪辱に向け、高梨の2度目の大舞台が幕を開けた。

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2018年2月10日のニュース