ショートトラック女子3000リレー決勝逃す 菊池、伊藤ら「悔しい」

[ 2018年2月10日 23:59 ]

平昌冬季五輪 ショートトラック女子3000メートルリレー予選 ( 2018年2月10日 )

 ショートトラック女子3000メートルリレー予選が行われ、日本は2組4位で予選落ちし、4大会ぶりの決勝に進めず。

 【リレーメンバーに聞く】

 ―レースを振り返って

 菊池純礼「今シーズンを通して、メダル獲得を目標にしてきた。悔しい思いが強い」

 伊藤亜由子「五輪のメダルを目指してきたので、すごく悔しい。でも、B決勝がある。何があるか分からない。B決勝で最高のパフォーマンスを出せるように修正したい」

 斎藤仁美「今までやってきたことを出し切れていない悔しいレースだった。B決勝で力を出し切って、私たちを応援してくれた人に自分たちのレースを見せられるようにしたい」

 菊池悠希「途中まで手応えがあった。一緒に滑っていて、後半にチャンスあるなと思っているところでミスをして離れてしまった。悔しい思いがある。決勝を意識しながら滑ったレースなので、失敗したところは悔しい。けど、失敗を共有して、修正して、悔しさをB決勝にぶつけたい」

 ―(中国、イタリア、オランダが1周半で中継したところで、2周滑ろうとしていた菊池悠が、前にいたイタリアのタッチをして減速した選手とぶつかってバランスを崩した)接触した部分はどうなったのか。

 菊池悠「どの国も内側を滑ると想定して練習していたが、思っていたよりもっと内側だった。自分が思ったよりスピードが出ていた(ふくらんだ)のもあった」

 ―最初に4番手だった。それで厳しいところがあったのか。

 菊池純「どの国も1走にスタートが速い選手が揃っていた。後ろからというのは想定内だった。その後、(菊池悠が)2周滑るところでうまく交わして最後につなごうというところで、かみ合わなかった。でも、4番手が不利になったところはなかった」

 ―(菊池純は)500メートル予選3組で4位予選落ち。滑りそのものの力をどう感じたか。

 菊池純「500メートルはブレードがかみ合わなかった。失敗が目立った。リレーの時には修正ができていたので、まだチャンスはあると感じた。でも、いくらブレードの調子が悪いとはいえ、500メートルであそこまで離されるのは、加速力が修正し切れていなかった。次のレースまでに自分のフォームを見直していきたい」

 ―ブレードを変えたのか

 菊池純「変えてはいない。調整がうまくいかなかった。そこは言い訳にはならない。レースの直前に不安になることがないようにしたい」

 ―(伊藤は)3度目の五輪をどう感じたか

 伊藤「このメンバーだったら絶対にメダルを取れると思っていた。最高のメンバーに出会えて、このタイミングでできることを幸せに思っていた。その中でこういう形になったけど、みんな個々の力も強いし、トップスピードも持っている。力を出し切れれば、まだいい結果は出ると思っている。過去の五輪でも決勝で2カ国が失格になって、B決勝1位の国が銅メダルを取った例がある。B決勝で必ず1番でゴールできるように挑みたい」

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2018年2月10日のニュース