沙羅、道産子魂見せる 極寒開会式にも負けない!

[ 2018年2月6日 13:30 ]

笑顔で質問に答える高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅(21=クラレ)ら女子代表が6日、事前合宿先のスロベニアから仁川空港に到着した。今季W杯10戦未勝利のまま迎える2度目の五輪。スロベニアのプラニツァで行った合宿ではしっかりジャンプトレーニングも積めたようで「やりたいことができて課題も克服できた。あとは平昌の台に合わせていくこと」とすっきりと気負いのない表情で語った。

 前回ソチでは欠席した開会式にも「今回は出てみたい」と参加する方向で調整している。マイナス20度近い極寒開会式が予想されるが、高梨の生まれ育った北海道・上川地方も“しばれる”寒さは当たり前。「着込めるものは着込む。北海道生まれなので寒さには強い。マイナス10何度ぐらいなら気持ちで乗り切れる」と道産子の“プライド”をのぞかせた。代表の鷲沢徹コーチも「4時間も5時間も屋外にいるなら無理だが、待機場所があるかなどきちんと確認してみんなで参加したい」と前向き。開会式参加で五輪ムードを盛り上げ、さらに大きな飛躍へとつなげる。

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2018年2月6日のニュース