男子鈴木&女子田中が大会新でV 足立フレンドリーマラソン

[ 2017年12月24日 05:30 ]

スポニチ盾を手にする鈴木(右)と田中
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 第8回足立フレンドリーマラソン大会(スポニチ後援)は23日、東京都足立区の荒川河川敷で7643人がエントリーして行われた。ハーフマラソン男子総合は鈴木太基(22=ラフィネ)が1時間5分11秒、同女子総合は田中百子(30)が1時間18分4秒で、ともに大会新で優勝した。それぞれ最優秀選手賞としてスポニチ盾が贈られた。

 ハーフ男子総合の鈴木は5キロ地点で飛び出してから独り旅。「平たんで走りやすく、何より沿道の声援が力になった」と初出場の今大会を振り返った。大東大4年時には箱根駅伝の7区を走った実力者。社会人になった今春から、平日は上野の職場から代々木の自宅まで約12キロを走って帰るのが日課という。次の目標は、来年2月11日の全日本実業団ハーフでの入賞。「走り込めない分、一回の練習の質を高めたい」と気を引き締めた。

 ハーフ女子総合は前回準優勝の田中が一足早いクリスマスプレゼントを手にした。「10キロまでは先頭で頑張って、そのあとは抜かれてもいいと思った」と話したが、最後までトップを守った。5年前からランニングに目覚め、毎日出社前に約15キロ走ることがノルマ。応援に駆けつけた会社の同僚からの声援も力にしての栄冠。「このあとは皆でクリスマスパーティー。優勝できたのでお寿司をおねだりしたい」と満面の笑みを浮かべた。

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2017年12月24日のニュース