全日本欠場の羽生が平昌代表入りもぶっつけ本番に…66年ぶり五輪連覇へ右足の状態がカギ握る

[ 2017年12月24日 22:35 ]

フィギュアスケートの羽生結弦
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 日本スケート連盟は24日、18年平昌五輪のフィギュア日本代表を発表し、全日本選手権を欠場した14年ソチ五輪男子金メダリスト・羽生結弦(23=ANA)を選出した。

 羽生はGPシリーズ・NHK杯公式練習の11月9日、4回転ルッツの着氷の際に右足外側関節靭帯を損傷。今月14日に腱と骨に炎症があること、練習再開の時期は未定であることを明かし、18日に全日本の欠場を発表していた。

 五輪選考基準では全日本の出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内の実績を持つ選手がケガなどのやむを得ない理由で参加できなかった場合は選考に加える救済措置があり、世界ランク1位、国際連盟(ISU)公認スコアが宇野に次ぐ日本勢2番手の羽生は、代表入りが確実とされていた。

 だが、羽生は1月の四大陸選手権(台湾)のメンバーから外れており、平昌五輪はぶっつけ本番になることになった。

 日本選手権優勝の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)、2位に入った田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)も選出された。

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