貴景勝&安美錦が募金活動 貴部屋×伊勢ケ浜部屋問題はねのけ

[ 2017年12月24日 05:30 ]

有楽町駅前で、ユニセフ募金運動を行う貴景勝(左から2人目)ら
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 年末恒例のユニセフ「ハンド・イン・ハンド」募金中央大会が23日、東京・JR有楽町駅前広場で行われ、大相撲九州場所で三賞を受賞した4力士も参加した。殊勲賞の幕内最年少21歳、貴景勝(貴乃花部屋)は「こういう活動をやらせてもらえることはありがたい。機会があればまたやってみたい」と社会貢献活動の大切さを口にした。関取最年長39歳の安美錦(伊勢ケ浜部屋)は、8場所ぶりの幕内で00年名古屋場所以来、103場所ぶりに敢闘賞受賞。「幕内力士として(募金活動に)参加できてうれしく思う」と話した。

 九州場所は元横綱・日馬富士の暴行事件で揺れた。被害者の貴ノ岩と同部屋の貴景勝、元日馬富士と同部屋の安美錦とも、土俵外の問題をはねのけファンを喜ばせた。来年初場所(1月14日初日、両国国技館)で新三役昇進が確実な貴景勝は「今年と変わらず、挑戦者のつもりで一日一日、力を出し切ることだけを考えていきたい」と抱負。安美錦は「これからも積み重ねていけるように、一から相撲に取り組んでいこうと思う」とさらなる精進を誓っていた。

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