伊勢ケ浜親方は理事を辞任、八角理事長は残り任期の報酬を全額返上

[ 2017年12月20日 17:41 ]

理事会を前に厳しい表情で伊勢ケ浜親方(左手前から3人目)を見る貴乃花親方(右手前から2人目)
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 元横綱・日馬富士による暴行事件を受けて日本相撲協会は20日、両国国技館で臨時理事会を開き、関係者への処分を決定。

 元日馬富士関の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が20日の臨時理事会を最後に理事を辞任、役員待遇委員に降格となったと発表した。

 また、八角理事長(元横綱北勝海)は、残り任期3カ月の報酬を全額返上するとした。

 このほか、酒席に同席しながら事件を防ぐことができずに大相撲の信用失墜につながったとして、白鵬、鶴竜の両横綱の減給処分も発表。白鵬については来年1月の給与を全額不支給とし、2月の給与を50%減額、鶴竜は来年1月の給与を不支給にする。

 被害者である平幕・貴ノ岩の師匠で協会への報告義務を怠った貴乃花親方(45=元横綱)への処分は先送りとなった。

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