設楽悠が健闘6位 24秒縮め自己新「将来的に日本記録を」

[ 2017年9月25日 05:30 ]

6位でゴールする設楽悠太
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 陸上のベルリン・マラソンは24日に行われ、男子は昨年のリオデジャネイロ五輪金メダリストで32歳のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が2時間3分32秒で2大会ぶりに優勝した。終盤まで優勝を争った26歳のグエ・アドラ(エチオピア)が、初マラソンでは歴代最高となる2時間3分46秒で2位に入った。日本勢は設楽悠太が自己記録を24秒更新する2時間9分3秒で6位、佐野広明(ともにホンダ)が2時間11分24秒で7位。女子は一昨年優勝のグラディス・チェロノ(ケニア)が2時間20分23秒で制した。

 設楽悠はレース半ばまでは2時間6分16秒の日本記録を上回るペースで走った。30キロすぎからペースが落ちたが、2度目のマラソンで自己記録を24秒縮め、「まずは自己ベストを目標にやっていた」と話した。

 五輪覇者のキプチョゲや世界2位の記録を持つベケレ(エチオピア)らの速さを目の当たりにして収穫を得た。不振が続く日本男子マラソンで期待されている25歳は「将来的に日本記録を超えられるような選手になりたい」と決意を新たにしていた。

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2017年9月25日のニュース