涙のスマイルジャパン 最年長35歳小野 初五輪へ「最高です」

[ 2017年2月12日 20:36 ]

アイスホッケー平昌五輪女子最終予選最終日   日本3―1ドイツ ( 2017年2月12日    北海道・白鳥王子アイスアリーナ )

<日本・ドイツ>第2P、2点目を決めた小野(右)に駆け寄るスマイルジャパン
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 うれし泣きは笑顔だった。愛称「スマイルジャパン」の日本は、観客のカウントダウンで試合終了の瞬間を迎えると、リンクに歓喜の輪をつくった。

 2大会連続3度目の五輪出場は、日本勢では全競技を通じて第1号切符。山中武司監督(46)は「本当にうれしいです。1、2戦は硬さもあったが、最後の最後にベストゲームをしてくれた。ほめてあげたい」と選手を称えた。

 第2ピリオド(P)、1点を先制すると、チーム最年長35歳のFW小野粧子(御影グレッズ)が続いた。DF細山田茜(24=カルガリー・インフェルノ)からのパスを体で受け、追加点を決めたチーム最年長35歳は「気持ちいいです。最高です。まだまだここから。オリンピックまでレベルを上げていけるよう頑張りたい」と歓喜に浸った。一度は第一線を退いたが、夢にまでみた五輪の舞台についに手をかけた。「まだ立ってないので立ってから味わいたい。もっともっとレベルアップしたい」。前回ソチ五輪は5戦全敗だった日本。今度こそ最高の舞台で笑顔を咲かせる。

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2017年2月12日のニュース