日本競り負け、イランに連勝ならず…連係に課題残る

[ 2017年2月12日 05:30 ]

バスケットボール男子 国際強化試合 ( 2017年2月11日    札幌市北海きたえーる )

イランに競り負け、肩を落とす日本の選手たち
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 第2戦が行われ、世界ランキング48位の日本代表は同25位のイラン代表に68―73で競り負け、1勝1敗で日程を終えた。日本は8点を追う第2クオーターに田中(A東京)の3点シュートなどでリードを奪い、35―30で前半を折り返した。だが後半は攻撃が停滞し、47―50で迎えた第4クオーターに比江島(三河)や馬場(筑波大)らの奮起で接戦に持ち込んだが、終盤にミスから失点してイランに逃げ切りを許した。

 収穫と課題が明確になった。日本はチーム最多14得点の田中や12得点の比江島、要所で貴重なポイントを挙げた馬場らが力を示した一方で、連係がいまひとつで競り負けた。パビチェビッチ監督代行は「はい上がるための反省材料が出た」と総括した。今回の強化試合はBリーグと開催期間が重なるW杯予選を想定して組まれた。体格で劣る日本は短い準備期間でも連係の質と精度を高めることが不可欠。富樫(千葉)は「理解を深めてチームとして成長していかないといけない」と気持ちを引き締めた。

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2017年2月12日のニュース