堀島攻めた日本勢最高8位「ほぼノーミスでないと1年後は…」

[ 2017年2月12日 05:30 ]

フリースタイルスキー W杯モーグル第6戦 ( 2017年2月11日    韓国・平昌 )

男子モーグル決勝1回目、第2エアを決める堀島行真
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 来年の平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねて行われ、男子では堀島行真(19=中京大)が81・52点で8位となったのが日本勢最高だった。西伸幸(31=マンマーノフーズ)が79・85点で13位。4人が出場した女子は星野純子(27=リステル)の22位が最高で、全員が予選落ちに終わった。次戦は日本開催の田沢湖大会(18〜19日、秋田)となる。

 1年後の五輪を見据えて堀島が果敢に攻めた。「自分は奇麗に滑ることはできないので、攻めの滑りでアピールするしかない」と猛スピードで飛ばし、持ち味のエアではダブルフルとコーク10という高難度の技を繰り出した。第2エアでのミスもあり、上位6人による決勝2回目には進めなかったが、自己最高の7位だった前戦に続いて1桁順位に食い込んだ。昨季開幕戦では非五輪種目のデュアルモーグルで3位と健闘。初の表彰台に上がり、昨季W杯の新人賞にも選ばれた。日本のホープは「まだイチかバチかで安定感が足りない」と反省しつつ「コースは簡単なので、ほぼノーミスでないと1年後に優勝はできない」と五輪本番までの成長を誓った。

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2017年2月12日のニュース