金藤 高地トレで進退決める「きつい練習した場所に戻って…」

[ 2017年1月27日 05:30 ]

ホワイトベア・スポーツ賞の表彰式で、撮影に応じる金藤理絵(前列左)、ベイカー茉秋(同右)、山県亮太(後列左)、飯塚翔太=26日、東京都内
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 進退を保留している競泳のリオデジャネイロ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵(28=Jaked)が都内で表彰式に出席し、2月中旬から約1カ月間、米フラッグスタッフでの高地合宿に参加することを明かした。例年4月の日本選手権に向けて母校の東海大チームが行っているもので、年明けに参加を決断した。

 リオ五輪後も後輩たちの指導をしながら練習を続けており「きつい練習をした場所に戻ってどういう気持ちになるか。もしかしたらやっぱり無理となるかもしれない」。高地トレーニングに参加して、競技を続ける覚悟を試す意向だ。五輪金メダリストの金藤は日本選手権に出場すれば、7月の世界選手権(ブダペスト)に出場できる。指導する加藤健志コーチは「彼女のスイッチが入れば、世界記録に挑戦できる」と期待した。

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2017年1月27日のニュース