新横綱稀勢の里が土俵入り 1万8千人 堂々と雲竜型

[ 2017年1月27日 18:33 ]

奉納土俵入りで雲竜型を披露する新横綱稀勢の里。太刀持ち高安
Photo By 共同

 大相撲の第72代横綱に昇進した稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が27日、東京都渋谷区の明治神宮で奉納土俵入りを行った。日本出身として19年ぶりの新横綱の晴れ姿を見ようと、約1万8千人の見物客が集まった。

 稀勢の里は太刀持ちに小結高安、露払いに幕内松鳳山を従え、せり上がりで左手を脇腹に当てる雲竜型を堂々と披露。力強く四股を踏むたびに「よいしょー」と声援を受け「たくさんの方々に見ていただき、本当にうれしかった」と感謝した。

 土俵入りの前の横綱推挙式で、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)から推挙状と26日の「綱打ち」で作られた純白の横綱が手渡された。

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2017年1月27日のニュース