サクラセブンズ完敗10位 ワールドシリーズのコアチームから降格

[ 2016年8月9日 05:30 ]

エース山口がインターセプトから先制トライ(AP)

リオデジャネイロ五輪第4日・女子ラグビー7人制1次リーグ 日本24―0ケニア、日本0―40英国、日本10―26ブラジル

(8月8日 デオドロ競技場)
 1次リーグC組でも敗れた地元ブラジルに8日の9、10位決定戦で返り討ちにされ、日本は10位で初の五輪を終えた。

 7日の9~12位決定予備戦でケニアに24―0で初勝利を挙げて迎えた今大会最終戦、日本は前半2分に司令塔の大黒田のトライで先制点を挙げた。しかし5―7と逆転された後に主将の中村がハイタックルで2分間のシンビン(一時的退場)に。5―12とリードを許して折り返すと、後半にはスピードの差を見透かされるようにキックチェイスで3連続トライを許し、突き放された。エースの山口は「絶対に勝ちたい。未来につなげたい」と話していたが結果は無残だった。

 この結果により、今冬に新シーズンが始まる女子ワールドシリーズの全大会に出場できるコアチームからの降格も決定。世界の強豪と対戦する機会が失われることで、4年後の東京五輪へ向けた強化にもマイナスの影響が出ることは避けられない状況となった。

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2016年8月9日のニュース