大野将平 井上監督の期待に応える金メダル「実現できて良かった」

[ 2016年8月9日 08:47 ]

初出場の五輪で金メダルを獲得した大野将平(AP)
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リオデジャネイロ五輪第4日柔道男子

 柔道の男子73キロ級で日本柔道男子に08年北京五輪以来となる2大会ぶりの金メダルをもたらした大野将平(24=旭化成)が、9日放送の「NHKニュース おはよう日本&オリンピック」に生出演。井上康生監督(38)の期待に応えての金メダル獲得に、「実現できて良かったです」と喜びを語った。

 金色に輝くメダルを首にかけ、「重みを感じています」と笑顔。決勝で小内刈りで一本勝ちを決めた場面については、「一発を持っている選手だったのでリスクは避けたいと思っていたが、接近戦で苦しい場面があったので勝負をつけにいった」と振り返った。

 大会前には井上監督から「7人の中で一番金メダルに近い男」とハッパを掛けられていた。試合後、その井上監督から「プレッシャーの中よく金メダルを獲得してくれた」と言葉をかけられたことを明かし、「期待を込めたプレッシャーを与えてくれていたので、実現できて良かったです」と安どの表情を浮かべた。

 大会前から重くのしかかるプレッシャーに「つらかったです」と率直な心境も吐露。「一回休んで、もっと強くなって4年後を目指したい」と、金メダルの余韻に浸りながらも東京五輪での活躍も誓っていた。

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2016年8月9日のニュース