大山「金メダル」へ“秘密兵器”高低差激しいグリーン対策

[ 2016年8月9日 05:30 ]

キャディーバッグカバーに書かれた「JAPAN」の文字を指し笑顔の大山

 リオデジャネイロ五輪に出場する女子ゴルフの大山志保(39=大和ハウス工業)が成田空港から出発した。日本選手団の公式スーツ姿で会見した大山は「スーツを着ると身が引き締まる。金メダルを目指して頑張る」と語った。

 秘密兵器も手元に届いた。五輪のコースを映像で確認済みの大山は「グリーンのアンジュレーションが激しいので高い球が必要。60度のウエッジを持って行く」と話した。1カ月ほど前に60度のウエッジを製作。2週前の大東建託いい部屋ネット・レディースの練習で試した。前週のmeijiカップには持参せずクラブ担当者に預けたが、前夜に「やっぱり持って行く」と連絡しこの日朝受け取った。「試合では打ったことがない」という60度のウエッジがメダル獲得の鍵になるかもしれない。

 7月11日の五輪出場決定後は減量と験担ぎを兼ねて大好物のスイーツを断っている。その効果で体重は3キロ減った。「金を獲ったらもちろん解禁。顔面ケーキをやってみたい」と笑顔で話し機上の人になった。米国で調整後、11日にリオ入りし、17日からの競技に備える。

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2016年8月9日のニュース