米国 連勝記録「70」に ベネズエラに快勝

[ 2016年8月9日 15:24 ]

 リオデジャネイロ五輪の男子バスケットボールは8日にA組の予選リーグ3試合を行い、3大会連続の優勝を狙う米国は米大陸予選で1位となったベネズエラを113―69(前半48―26)で下して2戦2勝。公式大会とエキシビジョンを加えた連勝記録は「70」に伸びた。

 ただし第1Qは18―18と苦戦。53秒間だけはリードを奪われる展開となった。それでもベンチから出たポール・ジョージ(26=ペイサーズ)が20分の出場時間でチーム最多の20得点をマーク。2Qで30―8と圧倒して流れを変えた。

 先発したケビン・デュラント(27=ウォリアーズ)は25分で16得点。ただしクレイ・トンプソン(26=ウォリアーズ)は放った4本の3点シュートをすべて外し、出場12人のうちただ1人無得点に終わった。

 ベネズエラは今季限りで引退したレイカーズのコービー・ブライアント(37)といとこ弟関係にあるジョン・コックス(35)が19得点を稼いだものの2戦2敗。7月29日のエキシビジョンでは45―80(前半18―36)で敗れており、五輪でも米国を追い込むまでには至らなかった。

 オーストラリアはセルビアを95―80(前半40―43)で下して米国同様に2戦2勝。セルビアは1勝1敗となった。フランスは88―60(前半42―23)で中国を退けて1勝1敗。アジア代表の中国は2戦2敗となった。

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2016年8月9日のニュース